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「週刊なかよくない」 阿倍野 (東海大付属大阪仰星)

当番校の東海大学付属大阪仰星高校の3年、山下咲希です。 この度は阿倍野高校さんの『週刊なかよくない』を観劇させていただきました!感想は挨拶の際にもお話しさせていただいたのですが、まず、机と椅子がずっと舞台上にあるにもかかわらず、音響の効果や役者さんの演技によって「今どこにいるのか」という場面の変化が見ている側にとてもスムーズに伝わってきました。 漫画に信仰心を持つ佐々木と、合理主義を貫く櫻井。真反対とも言える二人が漫画連載を共同制作することで、関係性が少しずつ変化していく。その過程をとても丁寧に描いた作品だと感じました。二人の感情が素直に表情に表れていて、観客が劇の世界に入りやすく、音響や照明の効果も相まって、よりドラマチックに表現されていました。特にラストの雨のシーンは、音響・照明・役者さんの表情がすべてリンクして、晴れやかな気持ちへと変化していく様子がとても感動的でした。 また、間の取り方が本当に印象的で、溜めすぎず、詰めすぎずの絶妙なバランスが、役者の感情をさらに細やかに伝えていたと思います。 そして、この作品を通して感じたのは、物語に込められたテーマです。主人公の二人は、時に周囲から気持ちを抑圧されたり、反対に寄り添ってもらったりしながら、自分の気持ちを大切に生きようとする姿を見せてくれました。その姿に勇気をもらった方は多いのではないでしょうか。人生ではさまざまな人との出会いがありますが、一つ一つの出会いを大切にしたいと思わせてくれる、とても素敵なストーリーでした。 阿倍野高校さんの『週刊なかよくない』を観劇することで、演劇におけるさまざまなテクニックや工夫を学ばせていただき、非常に有意義な時間を過ごすことができたと感じています。本日は本当にお疲れ様でした!

「ゆうあい」阿倍野高校(大谷高校)

  阿倍野高校さんの観劇ブログを担当します大谷高校1年生の畑中寿 花です。 阿倍野高校さんの「ゆうあい」を観劇させていただき、 とても心に残る有意義な時間を過ごせたなと深く思いました。 まず、「ゆうあい」 という作品がご卒業された方々が書かれたものということで、 このHPFで上演するプレッシャーや思いがそれぞれあったことは 想像できますが、 阿倍野高校さん13名と顧問の先生で必死に乗り越えられた結果が 本日見させていただいたもの全てなのだなと深く思いました。 私達大谷演劇部でも代替わりで少し似たような状況でしたので、 勝手ながら重ねてしまいました。また重ねるということで言えば、 演出面で「主人公だけが見える不思議な存在(生霊)」「 少しずつ開いていく中幕」「生田さんが高山さんに体を返す瞬間」 「壁を通り抜ける」等様々な設定や演出がありましたが、 私自身もとても面白いと思っている設定だったりしたため、 強く共感し、余計にお芝居に深く没入することができました。 ここからが芝居のお話になるのですが、 まずキャラの存在が粒立っていてとても面白く見させていただきま した。特に木山さん、 劇中でもカラオケや朝の登場で存在を際立たせていましたが、 まさか最後に厨二病になっているとは驚きです。 そのまま厨二病ネタでカーテンコールにまで笑いを起こしてしまう のが本当に素晴らしいです。 また音響はドアなどのSEも細かく、 暗転中も観客の心を離さない工夫が細かくて、 またそれに使う音響も「妖怪ウォッチ」 など優しい馴染みある音が心やすらぎました。 照明はサスでシーンをガラリと変えてしまうのが凄く、 エリアによって区切った照明もとても見やすく、 最後の重要なシーンに使うピンクの照明、 シーリングのみで顔をとる発想が独創的でとても面白かったです。 またずっと絵が見やすく、 人と被っていることがまずありませんでした。 そのおかげで表情が分かりやすくとても映えていました。 いいシーンに絵面が良すぎてHPFニュースとして印刷された時、 どのシーンが選ばれるのかとても楽しみです。 また作中でチラチラ顔を出す「SSS」、 本当に読んでみたかったです。また、最後の「 SSSのどこが好き?俺S!」ではゲネプロ・ 本番と爆笑の空間が広がっておりました。 遊び心満載で本当に素晴らしいです。ちなみに私は...

「無題」 阿倍野高校 (桜塚高校)

『無題』という題名からは全く想像できなかった内容でした。私の名前も、女の子なのに時々男の子と間違えられるような名前で、撫子とは共感するところがありました。ですが、この作品で、名前と自分の人生の歩み方について考え直すことが出来ました。改めて名前というもののあり方を考えさせられる作品で、とても素敵でした。   最初獅狼が拳銃を見つけてきてしまった所では、見ている側もこの先どうなってしまうのかドキドキしてしまいました。 最後はとても感動的な終わり方でした。伝えたいことを主役の 3 人ではなくて、ヤクザ役に言わせたところが意外でした。ヤクザはこの物語においていい役だったと思いました。 拳銃を拾うという出来事を通して、変わっていく登場人物たちの姿に引き込まれ、最終的に大きく成長する様子には心が動かされました。   照明はブルー暗転の際にシルエットが浮き出るように見せられていたのが演出効果として見ても素晴らしかったです。 音響は音楽のみで、音に頼らず、シンプルな演技で勝負に出ていると感じました。音楽と声量もちょうど良かったです。また、舞台上には何も無いのに、風景や物があるかのように見えました。それだけ演技でカバーできていたので、すごいと思いました。   役者は日常のよくある細かい演技までできていました。ヤクザの 2 人はとても雰囲気が出ていました。 獅狼の様な普通の高校生が、拳銃を手に入れた途端大きく変わってしまう所が、以前の獅狼とのギャップもあり凄く印象的でした。 美月役の子が猪狼くんのことを最後に「猪狼」と呼び捨てで呼んでて、この一件で仲が深まったことを表していて良かったです。 撫子は家での演技が印象的で、ドアの開け閉めのパントマイムが上手でした。撫子のお父さんの怒る演技のところも迫力がありました。怒った時の声量が強くて怒りの演技も良くて、父としての息子に対する気持ちがよく伝わってきました。 勇役の演技が上手でした。姿勢や目線まで再現されていて、臆病な感じがすごくよくわかりました。最後に、先生になるという決意をそれまでの演技とは逆に力強く宣言するところが、とても感動しました。   改めて 阿倍野 高等学校さん、素敵な作品ありがとうございました。今後も高校演劇での活躍を楽しみにしております。公演お疲れ様でした。   桜塚高等学校  1 年 中原 響

「たまねぎ」 阿倍野 (池田)

 阿倍野高校「たまねぎ」を観劇いたしました。 可動式のパネルを使って、場面ごとに違った雰囲気が出ており、一つの装置で色々な表情を見せることが出来るのだとわかりました。 役者さんもそれぞれの役をうまく演じていたと思います。全体を通して、役者ひとりひとりの間が少しずつ違っていたのが惜しかったと思います。 音響さんと照明さんは、タイミングがぴったりでした。特に、敵が侵入してきた場面が良かったと思います。 最後に脚本についてですが、お話上仕方の無いことかも知れませんが、全体的に暗転が多かったのと展開が早く感じました。たまねぎの特徴を捉えて、作品作りすることが出来ていて、とても良かったです。 池田高校 山上かりん

「Link」 阿倍野 (東百舌鳥)

 阿倍野高校さんの[Link]を見させていただきました。すごくおもしろかったです。現実とゲームの世界を混合させる演出が、初めて見た方法だったので、すごく新鮮で、おもしろいなと思いました。今の世の中、主人公のように友達とのトラブルで悩んでいる人たちがたくさんいると思います。主人公は魔導士によってゲームの世界に行って、いろいろな人たちに出会うことを通して、勇気を出せるようになっていく。主人公と同じように、世の中の友達とのトラブルとかで悩んでいる人たちも、何かのきっかけをつかんで、勇気を出せたら良いなと、この劇を見て考えました。 あまりうまく言葉になりませんが、ほんとうにおもしろかったです。お疲れ様でした。 <東百舌鳥高校 山口>