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「赤ずきんちゃん!」 精華高校Bチーム (長尾高校)

見ていて雰囲気に飲まれて、終始不思議な感覚に陥っていました。赤ずきんと母親、猟師(父親)と祖母の関係がシンクロしていて、どちらも親からの解放、自由を求めて原作の赤ずきんとは異なった終わり方していたのが良かったなと思いました。赤ずきんは今まで寄り道などしなかったというセリフがあったのですがそれは親の過保護で束縛し、自由を与えられてなかったのかなと考えました。初めの母親の印象は子供思いの良いお母さんって感じでしたが話が進むにつれ、母親のどこかおかしい、普通の人とは違うんだっていうのを気付かされました。また、猟師と祖母の関係もどこか赤ずきんと母親の関係と似ていて、猟師も祖母から解放されたいという願望があったから赤ずきんの寄り道したい思いを自分と重ねて彼女を逃す選択をしたのが、父親としてちゃんと見ていたんだなと思いました。多分、自由になりたいっていう願いを持ってるのは赤ずきんや猟師だけが持ってる感情じゃないと思うんですよ。今現在の社会でも親の束縛から解放されて自由になりたいとか、仕事から解放されたいとか何かしらの自由願望があると思います。私はこの作品を観劇して思ったのが、自由になることは難しく、他人の思いを捻じ曲げたとしてもぶつかっていって願望を叶えるのも悪くないんじゃない。というメッセージ性を感じました。全体的にまとまっていてすごく楽しめた作品でした。 精華高校演劇部の皆さん。とても楽しい劇をありがとうございました。

「赤ずきんちゃん!」精華高等学校Aチーム (金蘭会高等学校)

8月2日水曜日ウイングフィールドにて、精華高等学校の「赤ずきんちゃん!」を観劇させて頂きました、金蘭会高等学校演劇部です。 まず初めに「赤ずきん」という童話の世界をしっかり表現されていた音響について、お話させていただきたいと思います。客入れの段階から、劇の中の雰囲気を崩さずに、尚且つ「これからどんな劇が始まるのか」というワクワク感を引き出されるような感覚でした。劇が始まった途端の普段聞き慣れないような音楽で、一気に劇世界に引き込まれました。ミュージカルのように歌や踊りを取り入れ且つ、転換の際の独特な動きには私たちでは成し得ない大きな発見がありました。 照明では、音響と同じように「赤ずきん」という童話の世界を表現するために、地明かりが少なく幻想的な雰囲気に仕上がっていたのではないかと思います。また、シーンごとの切り替えが多かったこの作品で、照明をきっかけにしたシーンが多々あるように見えましたが、どのシーンもミスがなく私たちもまた気持ち新たに次のシーンにしっかり集中することができました。 そして役者の皆様。ウイングフィールドという役者と客の距離が近いからこそ、役者の方の表情や動きがしっかり捉えられ、また爪先や目線までしっかりと意識を張り巡らし、美しい流動的な動きを見事に再現されていたことに圧巻を受けました。動かずに長く立つ時間が長かったと思いますが、それでもそのストップモーションに隙が無く、だからこそ舞台前方で繰り広げられていた劇世界にしっかり入り込むことができました。誰しもが舞台上にいる時は台詞を言う訳で無い、だからこそ動きや視線、演劇において重要なのは言葉だけではないということを実感することができました。 また、今回の「赤ずきんちゃん!」という劇では親子間による精神的束縛の連鎖、愛情の裏、そして自由という大きなメリットの代償など、誰もが一度は心に思い浮かべたことのある小さく、そして大きな悩みを童話に絡めて客である私たちに伝えようとしていたのではないでしょうか。 最後になりますが、精華高等学校演劇部の皆様。アフタートークを含め、素晴らしい60分間をありがとうございました。貴校のますますのご活躍をお祈りしております。 金蘭会高校2年 大野雛乃 金蘭会高校1年 藤本愛心 #end

「笑ってよゲロ子ちゃん」 精華高校 (枚方なぎさ高校)

精華高校さんHPF公演、「笑ってよゲロ子ちゃん」を見させていただきました。 客入れのラジオ番組が、まさか劇の内容と繋がっているなんて、初めは思いもしませんでした。 ひとりひとり迫力のある演技で、時間を忘れて最後まで見入ってしまいました。 ゲロ子ちゃんはどうなるのか。周りの人たちの心が変わってき、主人公の心の変化も現れる。よく読み込まれた役づくりでとてもびっくりでした。見ていて、そこで終わるのか…!とラストの展開にも衝撃を受けました。 そして、音照さんにも凄いなぁと思いました。 かぶりものをかぶったときの声。スピーカーから声が聞こえてきて、録音したものを使っているのかな?と思いきや、よく見るとしっかり喋っていました。マイクを付けているのでしょう、気づいたときは驚きでした。 また照明の激しい変化。白い光がチカチカ光っていて、これまた綺麗な照明にも驚きを隠せませんでした。今思えば、全体的に緑の照明が多かったのも、カエルを表すための照明なのかと、ひとつ発見です。 他にも、役者さんの性格や雰囲気がわかりやすい衣装や、ここは放送局なんだと直ぐに気づく事が出来た装置等。こだわりがたくさんあって、見ていて感激を受けてばかりでした。 最高の劇をありがとうございました。 枚方なぎさ高校 東谷・山田・山本

「大阪ミナミの高校生3」 精華 (寝屋川)

「大阪ミナミの高校生3」(精華高校)観劇ブログ  7月21日、精華高校さんの「大阪ミナミの高校生3」を観劇しました。 精華高校の役者さんたちはきっとこの難しい脚本をとてもとても深く読み込んだのだと思います。この劇は、おそらく不登校になってしまうなど理不尽な社会に馴染めない若者をテーマとしているのでしょう。そういった繊細な少年たち少女たちの複雑な心境を一言一言のセリフの重み、繊細な表情の変化でとても上手に表現していたと思います。動きのキレ、テンポのよさとかだけで押し切るのではなく、演じるキャラクターを理解しているのだと感じました。それだけでなく、人体を上手く使って家具や家の空間、乗り物などを表現したり、突然中華なべを使って荒野行動を始めたり、若干シュールだが面白い表現が奇妙な世界観を感じさせていたし、ふわふわした心理描写を手助けしていました。そういった肉体表現はだいぶ練習し、きっといろいろとみんなでアイデアを出し合ってより洗練したものにしたのだと思います。しかし、その不思議な動きとトムがマークをボコボコにするときの動きの違いが自分にはわからなくて、シリアスシーンへの変化がちょっとだけ受け取りにくかったけれど、多分それは自分が今まで見てきた劇とは違う、新しいものへの違和感かもしれません。  個人的には、所々、役者の声で鍵を閉める音などを表現しているところがあり、それが新鮮で面白かったです。電車の音なども声でやったらどう変わるのか、いろいろ考えると面白なあと思いました。スピーカーで流す声でする、その境界がしっかり分かれている方が、はっきりしてメリハリのある音響になるかもしれないなど、音響としてもいろいろ考えさせられました。音響オペはゲネのとき、一心寺の設備を使えるのが一回だけだからなのか、おぼつかない操作もあったけれど、本番になると、上手になっていたので良かったです。自分はスタッフとしては音響をやることが多いのでどうしても音響に注目してしまいます。色々な不思議で奇妙な表現、センスのあるコトバ選び、独特な空気感で観劇した人の心に印象的に残る劇だったと思います。 ところで、この劇を見て自分が気になるのかトムのその後です。鮫から逃げられたのでしょうか。鮫に食い殺されてしまっていてもそれはそれで面白いかもしれません。何にせよローラという友達ができて、トムは少し救われたのだと思いま...

「駱駝の溜息2017」 精華 (阿倍野)

 開演直後の土下座がトリッキーな演出で、印象に残っています。ネタと真剣な場面のメリハリがあって、最後まで飽きずに楽しむことができました。一人一人のキャラも個性的で、ドアの開け方など細かいところにも個性がでていました。丸山あん役の庵ノ前弥ノ瑠さんのキャラがとても好きで、だいこんの衣装や繰り返し使われたセリフ「みかん食べる?」など、可愛くて面白かったです!一人芝居を音響をかけずに間を持たせることができていて役者の見せ場もちゃんとあり、とても勉強になりました!お疲れ様でした。 (阿倍野高校 久保友紀)

「さんびきのおおかみ ver.3」 精華 ()

 8月2日、精華高校さんの劇「さんびきのおおかみ ver.3」を観劇させていただきました。 開始早々、おおかみの歌を力強く歌い上げるという始まりはとてもインパクトがあり、一気に劇の世界観に引き込まれました。 みなさんの連帯感を強く感じられたシーンでもあり、印象に残っています。 内容的には高校生としても、演劇部としても、すごく考えさせられるものだったのですが笑える要素もたっぷり盛り込まれていてとても見やすい作品でした。 登場人物一人一人のキャラが強く、みなさんの魂がこもったような熱のある演技は迫力があり、見ていて鳥肌が止まりませんでした。 特に怒りの演技の時は息づかいや表情、手の動き、立ち方など体全体を使って表現されていて自然さを感じました。 今後参考にさせていただきたいと思います! 精華高校さん、素敵な作品をありがとうございました!!!