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「おり☆おん〜新解釈『学校の怪談』〜」大谷(四天王寺)

2025 7月20日 大谷高校 「おり☆おん〜新解釈『学校の怪談』〜」                     四天王寺高校 民野夏凜(高校3年) この度、「おり☆おん〜新解釈『学校の怪談』〜」の感想ブログを書かせていただきます、四天王寺高校三年民野夏凜です。大谷演劇部さん、素敵な公演をどうもありがとうございました。とても、とても面白かったです!「表現」という行為のすごさを改めて感じました。公演時間が、後説含めて80分程度とのことでしたが一瞬で過ぎ去ってしまい、それ程没入できましたし、どの瞬間も細かい所まで作りこまれており、情報がもりもりで瞬きするのが惜しいくらいでした。最低でもあと五回は見たいです。 お話のテーマとしては、自分が好きな相手は自分のことを親友としか見ていなくて、他に好きな子がいて…というものや、好きなことをしたいけれども親の跡を継がねばならず、好きに生きれない…、親の、自分に完璧を求めてくるプレッシャーがしんどい…等、しっかりメッセージ性があるものでしたが、七不思議たちによるポップさもあって、シリアスとポップのダブルパンチを食らった気分です。バランスがすごく良くて、とても面白かったです。 また主に、確固としたセリフとしてではなく、あくまで音に乗せた動きで、お客さん側に想像する余地を与えつつもしっかりとテーマは伝えていく、というスタイルにしびれました。音に乗せたシーンの比重が大きい分、セリフの部分が光っていました。一言一言のワードチョイスが最高で、私は「いってぇ」「陳謝」「行けよ」のセリフが特に好きでした!もちろん音に乗せてのシーンも最高で、ラスト、不忍さんが歌詞ハメで「好きって伝え…」と口ずさんでいるところや桜井さんが歌っているところ等、とてもエモかったです! それに、「オリオン座」に関するものがたくさん出ているのも素敵でした。装置はもちろん、踊りの振り、最後の白魔術の構成等とてもテンションが上がりました。衣装もとても秀逸で、制服の片袖だけフワッてなっているのがとても可愛いですし、役によってズボンの長さが違ったり、制服の着こなし方が違ったりと、とても工夫されているなぁと思いました。特に蘭丸の見た目の白魔術使ってそう感が強くてとても好きです。それに七不思議たちの衣装も、これどうなってるん?!と衝撃を受...

「うらかたん」大谷高校(四天王寺高校)

失礼します、こんにちは。四天王寺高等学校3年生の井垣茉莉です。弊部を代表して感想を書かせていただきます。大谷高校さんの作品は2022年の地区大会から拝見しており、動画もいくつか見させていただいたことがあります。丁度初めて見た作品が「うらかたん」であったということもあり、今日再び見ることが出来たことがとても嬉しかったです。 一切の場転なくハイテンポで展開されるお話、まるで今現在本当に行われているやり取りかのように錯覚させるわちゃわちゃ感、そして「ウニッ」や「無駄ージュ」、「なゆこ賞」など頭から離れない強烈なワードの数々… 「これこれ!」と懐かしい気持ちになりつつ、とても楽しむことができました。しかし、ただ面白いだけではございません。演劇部なら一度は抱えるであろう悩みに真摯に向き合う登場人物たち…と、それを見守る技術室の岡本さん。非日常的な間に合わせの解決策や会話の雰囲気を隠れ蓑として観客席に訴えかけるはそれぞれが抱いている葛藤。それがひしひしと伝わってくることがこの作品がただのエンタメでないことを強く物語っている。誰も興味ない、私たちがどれだけ演劇が好きかなんてことはお客さんに伝えるようなことではない。それを踏まえたうえで、あくまで作品、もっと言えば作り話として演劇が好きやということをしっかり客席に届ける。この一連の台詞には、一介の演劇部員としてとても嬉しく心を動かされます。役者さんの動きとガッチリ連動している音照さんやまるで本当のスタッフさんかのように振る舞う会場係さん方が醸し出すリアリティのこともあり、私たちからしたら他人事とは思えない演劇部のお話であるけど、一般のお客様からしたらただただ面白いフィクションとして映るのかな、と考えつつ、観る人によって印象は違えどどちらにせよ非常に面白いというのは凄いなぁと思いました。 初めて観たときは、まず装置の迫力に驚きそしてただただ大谷高校さんの貫禄に圧倒され少し打ちのめされながらも、演劇が好きな者として感動・共感したり、そのかっこよさに憧れを抱いたりしたものですが、今日、引退したての高校三年生として拝見させていただき、当時よりも自分や部員の姿がが彼女らに重なって見えてより深い没入感を得られました。部長として本番直前に到着したなゆこさんとみうさんに憤るひよりさんや演劇から離れられないまいさん、みうさんのご両...

「僕らは最強」大谷 (美原)

大谷高等学校さん「僕らは最強」公演お疲れ様でした。セリフ無し、音楽のみの真新しい演劇にまず驚きました。そして、ダンスや一人一人の表情、照明、演出の全てがとても素敵で目が離せず、まさに最強の舞台でした。 まずストーリーに関しては、 ( ネタバレを含むかもしれません。 ) 晴矢とペンちゃんの絆に感動し、自然と涙が出て来ました。大王寺兄弟の熱い絆にも心を打たれました。兄の背中を追いかける熊二が三寅にペンちゃんを盗むように指示するシーンが特に心に残っています。天才的な才能を持つ竜一は周りから卓球以外の事に興味を持つ事を許されず、常に苦しい想いをしているのかと感じて見ているこちらまで心が苦しくなりました。どんな時でも晴矢の応援を欠かさない霞と、そんな霞に恋心を抱く晴矢が将来結ばれるラストに感情が抑えきれず、涙が込み上げてきました。 次に舞台全体の見せ方に関しては、セリフ無しでここまで登場人物の喜怒哀楽を感じてとても高い演技力、表現力で感動しました。曲も劇とピッタリで歌詞と重なるところで衝撃的な感動を受けました。世代も様々なもので、見ている色々な世代の人が共感できるようになっていてすごいと思いました。スクリーンの後ろに影ができてそこから出てくるところがとてもかっこよくて発想力に驚きました。クライマックスの卓球の主人公が高く飛ぶ場面で横に倒れて前後に分かれる事で高低差を表現していて参考にしたいと思いました。照明も色がたくさんで鮮やかでしたし音楽や場面に合わせて動いていたりもしていたのでワクワクしました。 最後に、ダンスも皆さんが楽しそうに踊っていたので見ている方もとても楽しかったです!演劇を初めて劇場で観た部員も多く、最強の公演を観れて光栄です。本当にありがとうございました。 美原高校 1 年釜田美優 ( 主担当 ) 1 年平田実悠 ( 主担当 ) 1 年舩橋祥太  / 1 年森栄志

「僕らは最強」大谷高校(枚方なぎさ高校)

劇としての完成度も素晴らしかったが、自分的にはMV、ミュージカルなどの音楽にストーリーを生み出させる力が組み合わさっているように感じた。最初パンフレットを見た時、どういう劇なんだ?と混乱したが、いざ劇を見ると全体のパワーに、圧倒された。その中でもすごいと感じたところが二つある。 一つは演出力・表現力だ。役者のイメージカラーに合わせた衣装や髪色。裏面から投影するプロジェクター、回転するLEDや多彩な照明の数々はライブを彷彿とさせるくらいの迫力だった。また、バルコニーや舞台奥からの登場など劇場全体を使った演出、楽曲のチョイスなど、物語をまとめる表現力が凄かった。 もう一つはダンスのキレだ。一つ一つの動きに無駄がないと感じたし、動きが大きく、堂々としていて、迫力があった。演出力と身体表現力によって、セリフがなくても舞台を完成させることができるということに衝撃を受けた。劇の概念を覆す新時代が訪れたような気がした。

「なんてまてき」 大谷高校 (大阪女学院高校)

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7/24、大谷演劇部さんによる「なんてまてき」を観劇しました。劇を観ての率直な感想は「これが全国に行かれる方々の演劇なんだ」でした。役者、音響、照明、小道具、全てにおいて主役級の存在感を放っていました。   書きかけの反省文からはじまる「なんてまてき」、その文章の中身が山の中の冒険とつながっていて、さらにそれが 鹿毛 野の過去につながっていて、何気ない一言一言、ひとつひとつの演技に対する謎が、クライマックスになるにつれて解決されていくことに感動しました。時折鳴る鈴の音にあわせて場面が変化していく場面転換がわかりやすく、初めて観た私たちにも、演技がしっかり伝わりました。   役者さんの演技については、笑えるシーンはとことん客を笑かし、泣けるところはとことん客を泣かせるという、メリハリがはっきりしていたのが素晴らしかったです。「今どのような状況なのか」ということが容易に掴めたし、何よりどのシーンも退屈せずに楽しく観ることができました。また、一番凄いと思ったのは、無駄な間が一つも無かったことです。間を上手く使って、お客さんを笑わせていたのが印象的でした。ちょくちょく登場した「まのせい」のお二人が、一瞬だったにも関わらず、その一瞬で魅了される美しい動きでした。フォームがとても美しく、「The・妖精だあ 」と思いました。どの役者さんも輝いていて、「脇役」とか「端役」なんていう役は一つも存在していませんでした!!全員が印象的で、そのときの姿が今でも頭から離れません。   音響と役者の息がぴったりで、役者の演技がさらに引き立っていました。音量が少しあがってから、役者のセリフに入るところで瞬時に下がったり、流れ続けるところでは役者の演技を邪魔せず、かつ存在感のある絶妙な音量だったり、音響には様々な部分で感心させられました。さらに、客との感情のリンクが凄まじく、タイミング・プランすべてにおいて最高でした。   照明は、きれいにカーテンを映していたのが印象的でした。薄青い色から、虹のようなグラデーションまで、美しく幻想的な世界観を醸し出していて、とても感動しました。何より、 鹿毛 野と先生の居る場所を照らす位置と色合いが素晴らしく、森と学校という場所の違いをとてもうまく表現していました。また、一番最後、暗転に向かう直前の赤い照明が個人的に好きで、「おわってしまう、、」という気持ちを更に...

「毒薬と老嬢」 大谷高校 (東海大学付属仰星高校)

大谷高校「毒薬と老嬢」7月26日18:00公演を観劇して まず最初に一人の女性と男性が楽しそうに会話しているところから目を惹かれました。自然なパントマイムが見事でどんどん引き込まれ、まさかあの後…とは思いもしませんでした。その前のラジオやテレビ番組のような客入れで、始まりからわくわくさせられました。 舞台が日本ではない上、各役柄に個性が必要とされる台本だと思います。ですが、舞台全体を使った動きや時々はさみ込まれるミュージカル風な動きなども含め、役者の演技が洗練されていて違和感が全くなかったです。ふふっと笑うシーンが多く、姉妹の口癖の「ふぅ〜ん〜♪」や動きなど非常にコミカルに表現されており、この劇においていい味を出していたのだと思います。 役者さんは、背中を向けてセリフを言う場面があるのに、声がよく届いていたり、地下室へいく時に姿が見えなくなるまで演じているところが、素晴らしいと思いました。また、ドレスや白髪などの衣装が細部までこだわることができていて、視覚的にも楽しかったです。 照明、音響は役者と場面にとても合っていて良かったです。特に長椅子を照らすシーンが印象的でした。女性のターンする動きに合わせて舞うスカートもとても愛らしく、各々の衣装が凝られていました。 劇が終了しても。、カーテンコールから役者さんたちの退場まで、それぞれのキャラクター性が出ていて、最後まで楽しませていただきました。 全体を通して役者・音響・照明・装置・衣装など細かいところまで凝って作られており、沢山の練習を積み重ねているんだろうなと感じました。観にこられた方を楽しませるという精神を感じ、私たちも見習おうと思いました。 大谷高校のみなさん、素敵な作品をありがとうございました。 東海大学付属大阪仰星高校 廣田葉月 野村皐羽

「毒薬と老女」 大谷高校 (大阪産業大学附属高校)

大谷高等学校「毒薬と老女」7月25日(日)18:30の回 観劇ブログ  大谷高校さんの「毒薬と老女」を観させていただきました。この舞台に出演された役者の皆さんは、自分の動作や台詞だけではなく共演者の演技にも気を使い丁寧に表現されていて素晴らしいと思いました。  僕は今回ゲネプロ(通しリハーサル)と本番の両方を観させていただくことができました。その中で最も驚いたのは、ゲネプロと本番の間の少ない時間で、動作や台詞の言い方をさらにより良く変更されていたことです。あんなに素敵な世界を表現できているにも関わらず、まだ改善されているのだということに気付き、驚くと同時に深く感動しました。  また、美しく変化し続ける照明や、大谷演劇部さんの世界に引き込まれる音響の数々、そして自分が生きている日常ではない非日常を意識させられるスモークなどの演出もとても素晴らしいものでした。  表情や動作、声色の切り替えやチームワークなど、参考になることばかりでとても勉強になる舞台でした。本当に楽しく観させていただきました。ありがとうございました。   大阪産業大学附属高校 3年 松浦虎太郎

「犬神家の一族」 大谷 (淀川工科)

 7月30日(月)一心寺シアター倶にて今日は大谷高校さんの「犬神家の一族」を観劇させていただきました、淀川工科高校です。 犬神家の一族を上演すると聞いた時どのように舞台に乗せるのかとても気になっていました。そして公演を観て驚きました、皆さん高校生や中学生とは思えない程の演技力に作品のサスペンス、照明、音響など全てが合わさりまるで本物の映画を観ているようでした。 ブレヒト幕で転換をしている時の舞台面の使い方や装置の移動、照明の変化などがとても印象的で、高校演劇ではまず見たことがない演出で終始圧倒されました。 私も金田一耕助出ているの小説を読んだことがありますが、演劇ならではの演劇でしか観ることが出来ない犬神家の一族を見ることができたと思います。 客入れから流れるように寸劇が始まりお客様の緊張を解いて劇世界へと入る、気づかないうちにあの独特の空気が漂う本編に入り込んでいく自分がいました。本当に素晴らしかったです。 本当に役者一人一人が輝いていたお芝居でした。 本当に最高の舞台をありがとうございました! 淀川工科 松岡 幸亮

「こどもの一生」 大谷 (清風南海)

 7月31日(月) 一心寺シアター倶楽にて大谷高校さんの「こどもの一生」を観劇させていただきました。 舞台上には何もなく、ラジオが流れている客入れ状態にはとても驚かされ、これからどんな舞台が上演されるんだろうとワクワクしていました。 診療所にいた3人と、社長と秘書の2人の会話はテンポが良く、とてもおもしろかったです。薬とキノコによって子供になり、さまざまな遊びをするところも楽しかったです。 4人が社長を仲間はずれにするやり方はとても子供らしいやり方でした。 しかしそんな前半から一転、後半に山田のおじさんが登場してからは、得体の知れない雰囲気にずっとビクビクしていました。山田のおじさんが診療所の皆を襲うシーンは音響、照明、役者の息をがぴったりと合っていて、泣きそうになるほど怖かったです。しかし観劇後は、山田のおじさんは子供の想像でしかなかったことに気づかされ、私自身も実体のないさまざまなことに左右されているなと思いました。 最後は朝日のような照明がとても美しく、思わずほっとしました。 お芝居全体を通して、音響と照明とキャストの息がとてもあっており、魅力的なシーンの数々を作っていました。大谷高校さん、お疲れさまでした! 当番校 清風南海高校演劇部

「十二人の怒れる女たち」 大谷 (金蘭会)

 7月26日大谷高等学校さんの『十二人の怒れる女たち』を観劇させて頂きました。 前説から面白く、吸い込まれるように見いることができました。 まず、役者さんを見て本当に中高生なのかと驚きました。 それは足の組み方や表情、仕草など全ての役者さんが細部までこだわられているのが伝わってきたからだと思います。 そして何といってもあの大きなホールに響き渡る、ハリのある声量は圧巻でした。 話に合った音響、ラストの照明も素敵でした。 内容は裁判員裁判が軸になっていて、他人が死刑になることは自分に関係ないからといってすぐに雑談に走ってしまったり、反対意見を言われて腹を立てたり、現代を生きる私達に重なるなと思う場面もありました。 多数決で自分だけが違う意見を持つこと、そして話し合いを介して大勢の相手を説得させる力。これは私達に欠けている部分なのかなとも思いました。 固定概念に囚われず自分の意思を持つことが今の私達に必要なことなのだと思い知らされました。 役者さん一人ひとりが役を生きる姿はとてもかっこよく、あっという間の90分でした。 大谷高等学校の皆さんお疲れ様でした! 金蘭会高校演劇部