「」 清風南海 大谷
一筋の光の先には扇風機がひとつ。客入れの際からどんなお芝居が待っているのかドキドキワクワクさせられました…!キャストの方、一人一人の演技に引き込まれ、夏の暑さやそれぞれの扇風機とナナミとの思い出を綺麗に表現されていて凄いなと思いました。また、手芸部や他の部活がクーラー付きの部室を必死に取り合うところなどの面白さもあり、本当に終始楽しませて頂くことが出来ました。扇風機から広がっていく人間関係。一つの言葉に傷ついては歪んでゆく人間関係。一つの言葉、物事で人間関係というのは変わっていくのだなと改めて感じました。今の私は一つの言葉を大切に出来ているか?他人との思い出をきちんと心の中に残せているか?などたくさんのことを考えさせられ、大切にしなければならないと思いました。ケイのセリフに「光が強い分、影も濃くなる。でもきっと良いことがある!」というような言葉がありました。そのセリフを聞いて、どこか私の心が温まりました。明日の私に希望を持てるような、そんな不思議なパワーがその言葉には込められていました。照明もとても綺麗で時系列がとても分かりやすかったです。また、音響の音量もとてもよく、スタッフワークの連携が良かったです。清風南海高校さん、本当にお疲れ様でした!
大谷高校演劇部
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