「終焉ブルー」 咲くやこの花 (淀川工科) リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 8月 01, 2019 初めの方のミラーボールの光が煙に線が出てるのが凄く綺麗でした!雨の表現の仕方も凄く素敵でした!音響とセリフのタイミングがバッチリで観ていて楽しかったです。舞台装置も白い箱をくみかえて場面を変える発想が凄いと思いました!役者の人達も場面によって感情を切り替えていたので観ていて楽しかったです!担当 淀川工科高等学校 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
「おり☆おん〜新解釈『学校の怪談』〜」大谷(四天王寺) - 7月 20, 2025 2025 7月20日 大谷高校 「おり☆おん〜新解釈『学校の怪談』〜」 四天王寺高校 民野夏凜(高校3年) この度、「おり☆おん〜新解釈『学校の怪談』〜」の感想ブログを書かせていただきます、四天王寺高校三年民野夏凜です。大谷演劇部さん、素敵な公演をどうもありがとうございました。とても、とても面白かったです!「表現」という行為のすごさを改めて感じました。公演時間が、後説含めて80分程度とのことでしたが一瞬で過ぎ去ってしまい、それ程没入できましたし、どの瞬間も細かい所まで作りこまれており、情報がもりもりで瞬きするのが惜しいくらいでした。最低でもあと五回は見たいです。 お話のテーマとしては、自分が好きな相手は自分のことを親友としか見ていなくて、他に好きな子がいて…というものや、好きなことをしたいけれども親の跡を継がねばならず、好きに生きれない…、親の、自分に完璧を求めてくるプレッシャーがしんどい…等、しっかりメッセージ性があるものでしたが、七不思議たちによるポップさもあって、シリアスとポップのダブルパンチを食らった気分です。バランスがすごく良くて、とても面白かったです。 また主に、確固としたセリフとしてではなく、あくまで音に乗せた動きで、お客さん側に想像する余地を与えつつもしっかりとテーマは伝えていく、というスタイルにしびれました。音に乗せたシーンの比重が大きい分、セリフの部分が光っていました。一言一言のワードチョイスが最高で、私は「いってぇ」「陳謝」「行けよ」のセリフが特に好きでした!もちろん音に乗せてのシーンも最高で、ラスト、不忍さんが歌詞ハメで「好きって伝え…」と口ずさんでいるところや桜井さんが歌っているところ等、とてもエモかったです! それに、「オリオン座」に関するものがたくさん出ているのも素敵でした。装置はもちろん、踊りの振り、最後の白魔術の構成等とてもテンションが上がりました。衣装もとても秀逸で、制服の片袖だけフワッてなっているのがとても可愛いですし、役によってズボンの長さが違ったり、制服の着こなし方が違ったりと、とても工夫されているなぁと思いました。特に蘭丸の見た目の白魔術使ってそう感が強くてとても好きです。それに七不思議たちの衣装も、これどうなってるん?!と衝撃を受... 続きを読む
「うわさのタカシ」 大阪女学院 (淀川清流&池田) - 7月 21, 2025 今回大阪女学院HPF公演「うわさのタカシ」のブログを担当させていただきます、淀川清流2年の山口乃音です! 公演、お疲れ様でした。ほんの40分ほどの時間の中で進んでいくテンポの良いギャグ混じりの会話に、思わず見惚れてしまいました。それでいて向こうの声が聞こえない状況で、本当に携帯の向こうと会話をしているような間の取り方や、浮気相手(別の彼女)とばったり会ってしまった時の気まずさ等との温度感の取り方が上手く、最後まで飽きさせない作品でした。 机の上の肉じゃがとか個包装されたクッキーだったり、部屋の中の散らばった漫画や服など部屋を模した小道具も拘られていて、それでいてちゃんと動線が私たちに分かりやすいよう組まれているなと感じました。情報量が多いのにも関わらず淡々と説明口調になるのでなく、それぞれの登場人物の会話の中で滑らかにかつしっかりと説明が成されていて、日常会話の組み方がとても上手かったです。 最初全員の衣装姿を見た時に「ああ、タカシって多趣味なヤツなんだなあ」と思ったのですが、ちょっとした息遣い、目線や身体の軸、立ち居振る舞いで3人の性格が全く違うということを実感しました。細部にまで拘っていて、本当に3人は実在しているのかもしれないという気持ちが湧いてきました。 タカシの情報について、確実に他と違う点がえみりさんとさとこさんにはあったのにしずかさんだけが違う点どころか「優しくて真面目で頭が良い」以外の情報を知らず、あれだけ好きだった相手のことをほとんど何も知らない虚無感の表現が素晴らしく、惹き込まれました。恋は盲目とはこの事なのだと。 恋にのめり込みすぎるのも、依存しすぎるのもダメだし、かと言ってあっさりしすぎているのもつまらない。恋愛感情の危うさ、恐ろしさを目の当たりにしたような気分になりました。結局3人の思っているタカシは誰だったのか?そもそも同一人物なのだろうか?考察がとても捗る作品だったと思います。 改めて、素晴らしい作品をありがとうございました。お疲れ様でした! 大阪女学院さん、『うわさのタカシ』の上演お疲れ様でした!観劇ブログを書かせていただきます、池田高校二年の瀧谷です。 うわさのタカシ、本当に本当に面白かったです! ゲネを見てから本番まで結構時間があったんですが、「早く本番が見たい! 待ちきれない! 待ってる時間にもう一回見たい!」と思うほ... 続きを読む
「Dear Moth.」 咲くやこの花(関西学院千里国際) - 7月 28, 2025 咲くやこの花高校「Dear Moth.」の観劇ブログを書かせていただきます、関西学院千里国際高等部2年の大西です。咲くやこの花高校演劇部のみなさん、公演お疲れさまでした! 最後のご挨拶の際に言いきれなかった感想も含めてここに書いていこうと思います。 まず、このお芝居は高校演劇ではあまりみないミュージカル形式のお芝居となっていることに驚きました。劇中で使われている曲もオリジナルとのことで、ミュージカルならではの音楽という要素を大切にされているのが伝わってきました。劇での会話中もBGMとして音楽が流されているシーンがあったのですが、ずっと流れていても全く違和感を感じませんでした。 かなりシリアスな脚本のなか、役者のみなさんがそれぞれのキャラクターをしっかりと演じられていていつのまにかこちらものめり込むようにして見てしまいました。アイリーンの葛藤や、イレネの純粋さの裏にある狂気。アネットの妹に対するアンバランスさ、オリオの感情を抑えているようで漏れ出てる本音。なかでもガガのあの近づいてはいけない、とにかくやばい感じがすごくすごくかっこよかったです。また、アンサンブルの方たちのヤジがとても上手かったです!!アンサンブル以外でこのお芝居で歌うのは主人公のアイリーンとイレネ、アネットなのですがお三方ともお歌がとても上手で感動しました。 「ひとりにしないで」というセリフが共有されているのが面白いなと思いました。みんな1人で耐えているように見えて、やっぱり誰かに縋りつつ生きているのかなあとも思います。また、この公演では客席から舞台上のヤジと一緒になってバラを投げるシーンがあるのですが、この時タイトルにもある「蛾」に我々もなったのだなと感じました。蛾の私たちは世間の出来事をエンタメとしか捉えていなくて、その場その場でニュースに群がって生きている。そんな実感が得られました。最後の赤ちゃんの人形の首が吊られているシーンが脳に焼き付いています。 全体的に見ていて、シンプルに舞台として演技以外も色々な所に力をいれて綺麗に作られているなと感じました。吊られている満月、端にある蝶のついたランプ。演技をするときも舞台全体を使うのではなく、ツラと奥でわけられた装置と明かりのもとで演技をされているのが観客としてもここはこういう場所なのだな、と理解がしやすかったです。ミュージカルシーンの照明もシンプルな... 続きを読む
コメント
コメントを投稿