「オーレ!Ryoma」東海大学付属大阪仰星高校観劇ブログ1(精華高校)
東海大学付属大阪仰星高校「オーレ!Ryoma」
公演お疲れさまでした。
当番校は昨日に引き続き精華高校です。
アップが遅くなり申し訳ありません。
本日は4人が感想を書きました。
稚拙な文章もあるかもしれませんが、昨日同様せっかくの感想ですので
全員分、全文まま、掲載させていただきます。
No.1は、3年・2年の感想です
3年 慈幸友香
上演お疲れ様でした!東海大学付属大阪仰星高校「オーレ!Ryoma」を観劇して、とても「自由」について考えさせられました。人は、知らない間に自由を求めていて、人の意見に流されやすいので、デモとかが起こったり、戦争が起こったり、その時の一瞬の感情で動いてしまう怖さを改めて感じました!はじまった瞬間にスモークに包まれた、かっこいい装置・照明はお客さんの心を惹きつけていて、とても、圧倒されました。学校のシーンと演劇のシーンの区別がわかりやすくて、とても見やすかったです。そして、ダンスを挟んでいることによって、楽しめるように工夫されていたり、お客さんを舞台に集中させるように工夫がされていて、85分がとても一瞬に感じました!
音響、照明、役者の意気のあった掛け合い、小道具や役者を使っての場所表現がとてもわかりやすくて、最高でした!
時々装置にスモークがかかる瞬間は、とても綺麗で照明や音響、役者のことを際立たせていて、とても綺麗でした。
見ている人の心を動かし、人間の心理を描いたこの作品は、とても、心に響き、怖さも一緒に持ちました。「自由」をすぐに求めてしまうし、すぐに自分の意見を押し殺し、相手の意見に合わしてしまう怖さ、自分の意見をきちんと伝えられない怖さ、流されてしまう怖さを改めて感じました!色々考えさせられるこの作品は、とても面白かったです!
本当に上演お疲れ様でした!
2年 竹中翔一朗
今作は"自由"が題材という事で、様々な形のある中々難しい題材を選んでいらっしゃっいましたが、それを成年の視点と未成年の視点からの二つの視点から劇を表現していてとても良かったです。
成人している先生達の目線としては他人や世間の目を気にして、自分を押し殺したり法やシステム、世の理に則って出来るだけ穏便にかつ後始末をどれだけ楽にするか等、ある意味人間らしい一面が顕著に出ていて、歳を重ねるごとに何かを失うとか、何かを諦める事とかが、劇中の校長室のやり取りなどから感じ取られました。
それに対して、高校生の生徒達の意見としては、ただ縛られてなすがままにされるだけでなく己から変えていこう、思った意見や主張、個性をそのまま野放しにすること無く思う存分発揮していこうという、若者というか社会全体を身近なものにしていこうと言う若々しさや勢いが感じ取られました。
確かに若い時にしか出せない力や経験や発想はあるし、それぞれの個性を途絶えさせる事を他からされる必要性は無いけども、社会がそれじゃ回らない、個人を主張しただけじゃ事は進まないとも改めて思わされました。
またこの劇から演劇というものは改めて、他人から自分を見つめ直す機会なのだとも感じさせられました。
劇の人物は必ず、いつしか一部でも自分と重なる部分がある。そして、自分と重ねた時になぜその感情に立ち会ったのかを劇から感じ取れたり改めて思慮する事ができる。そう考えると演劇に高校生のうちから関わる事が出来ているのは素晴らしいことなのでは無いかと感じました。
東海大学付属大阪仰星校さん、ありがとうございました!
No.2では1年生の感想を掲載します。
ぜひご覧ください。
コメント
コメントを投稿