「普通に生きて恋をして」大阪女学院高校 (阿倍野高校)
様々な要素を取り入れて観る人を飽きさせない素晴らしい劇でした。
プロジェクターを背景に使うだけでなく、スプレー缶で文字を書いているように見せる演出や紙くずを撒くなどの発想が斬新で、とても勉強になりました。また、そのプロジェクターをゴミ袋で隠す配置になっていることも細部に抜かりなく、すんなりと劇に見入ることが出来ました。
音響ではシリアスな場面において小鳥の囀りが一瞬消える、など観る人の意識を集中させられるような工夫に感嘆しました。
照明においても森の中を表す光やプロジェクターに影響しない適切な角度、光量でより劇の良さを引き立てていたと思います。
役者については長いセリフがあるにもかかわらず、ゆったりとしたペースを保ち演じていることに尊敬しました。後説時に代役であったことを知り、今でも信じられません。本当に素晴らしかったです。
また、ユーモア溢れる構成の中、秀逸な例えにとても味があり惹き込まれる劇でした。
劇の終盤まで「普通」を掲げる登場人物たちがそれにかけ離れた、変わっている存在に見えました。ですが、その「変わっている」という考えですら私の「普通」の価値観から成されているものだと気付き、色々と考えさせられる劇でした。
本当に素晴らしい劇をありがとうございました!
阿倍野高校 齋藤愛花(3年)
役者だけでなく観客までも演劇に参加しているように感じさせる素晴らしい劇でした。
普段の公演とは違い使えるものはとことん使用していており、特にプロジェクターを使用した文字を描く演出や、そのプロジェクターを目立たなくする為に沢山のゴミ袋を使用して隠し、そのゴミ袋さえプロジェクターを隠すだけでなくゴミ山を連想させる様な役者の演技の素晴らしさには圧巻しました。
そして何より一番驚いた事はタイトルに書いてある「普通」の解釈が観客側と演者側で大きく違った事です。
観客側からの「普通」とは、青春を普通に楽しむ事だと思ったと思います、ただし演者側からの「普通」は周囲が荒れていてその中で過ごす内に慣れていってしまったという事からの普通だったと思います。
それぞれの解釈の違いと普通とは一体何なのかを考えさせられる劇でした。
本当に素晴らしい劇を見れて良かったです!ありがとうございました!
阿倍野高校 高原翔(2年)
プロジェクターを背景に使うだけでなく、スプレー缶で文字を書いているように見せる演出や紙くずを撒くなどの発想が斬新で、とても勉強になりました。また、そのプロジェクターをゴミ袋で隠す配置になっていることも細部に抜かりなく、すんなりと劇に見入ることが出来ました。
音響ではシリアスな場面において小鳥の囀りが一瞬消える、など観る人の意識を集中させられるような工夫に感嘆しました。
照明においても森の中を表す光やプロジェクターに影響しない適切な角度、光量でより劇の良さを引き立てていたと思います。
役者については長いセリフがあるにもかかわらず、ゆったりとしたペースを保ち演じていることに尊敬しました。後説時に代役であったことを知り、今でも信じられません。本当に素晴らしかったです。
また、ユーモア溢れる構成の中、秀逸な例えにとても味があり惹き込まれる劇でした。
劇の終盤まで「普通」を掲げる登場人物たちがそれにかけ離れた、変わっている存在に見えました。ですが、その「変わっている」という考えですら私の「普通」の価値観から成されているものだと気付き、色々と考えさせられる劇でした。
本当に素晴らしい劇をありがとうございました!
阿倍野高校 齋藤愛花(3年)
役者だけでなく観客までも演劇に参加しているように感じさせる素晴らしい劇でした。
普段の公演とは違い使えるものはとことん使用していており、特にプロジェクターを使用した文字を描く演出や、そのプロジェクターを目立たなくする為に沢山のゴミ袋を使用して隠し、そのゴミ袋さえプロジェクターを隠すだけでなくゴミ山を連想させる様な役者の演技の素晴らしさには圧巻しました。
そして何より一番驚いた事はタイトルに書いてある「普通」の解釈が観客側と演者側で大きく違った事です。
観客側からの「普通」とは、青春を普通に楽しむ事だと思ったと思います、ただし演者側からの「普通」は周囲が荒れていてその中で過ごす内に慣れていってしまったという事からの普通だったと思います。
それぞれの解釈の違いと普通とは一体何なのかを考えさせられる劇でした。
本当に素晴らしい劇を見れて良かったです!ありがとうございました!
阿倍野高校 高原翔(2年)
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