「ローカル線に乗って」長尾高校(咲くやこの花高校)

7月24日(水)長尾高等学校「ローカル線に乗って」を観劇しました。咲くやこの花高等学校演劇部1年です。

まずは長尾高等学校の皆さんお疲れ様でした!
今回の公演を観劇した感想を書かせていただこうと思います!

私自身、プロの舞台を見るのが好きで良く観劇しているのですが、高校演劇というものを観劇するのは初めてで、高校ではどのような演劇がなされているのだろうとすごく楽しみにしていました。長尾高等学校さんの今回の公演。初めて見る高校演劇がこれでよかった!と強く思える作品でした。
作品自体は全国大会優秀賞を取るほどの戯曲。
そんな戯曲に引けを取らない演出と芝居。
前説が堅苦しくなくとてもすっと入ってき、そこから簡単に舞台にのめり込むことが出来ました。
私は特に、照明・音響・演出が印象に残っています。汽笛の音が劇場内前方から後方へと流れ、電車が走り去っていくのが耳から体へと理解し、いまから物語が始まっていくのだ。とその音で身に力が入りました。今でもその音の鳴り様が頭の中で再生されるようです。あそこのぐわっと音が迫ってくるあの感覚忘れられませんっ!
センター後方のSSが点き、健一さんを後ろから照らす照明。上から降ってくる桜の花びらたち。どこか儚くとても感動しました。
私が一番好きなシーンは、駅員さんが真ん中に立ち語っている間、周りの乗客達が歌を歌うシーンです。あの構成すごく素敵ですね!

今回脚本・演出の参考にしたいものばかりで、とてもわくわくしながら観させて頂きました。長尾高等学校の皆さん。素敵な時間をありがとうございました。来年も楽しみにしています!

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