「ア・ミーコ」岸和田高校(美原高校)

7月26日(金)岸和田高等学校さん

「ア・ミーコ」の上演お疲れ様でした。

美原高等学校 森栄志です。

開演すると演劇部の何気ない練習風景かと思ったら登場人物たちのすれ違いが起き、これからどうなっていくんだろうと深く興味を持ちました。

そして上演を終えるとお客さんから「すごく良かった」と言う声がたくさん聴こえてきました。僕もあまりの感動で今でも余韻に浸っており、今後公演の機会があればもう一度観劇させていただきたいと思っています。

演技面等で参考にしたいと思った点はキャラクター同士のセリフとセリフの間だったり掛け合いの点です。観劇をしている中、あえてその人物が真剣に考えてるように見せる間の取り方、表現がとても勉強になり、参考にしたいと思いました。

岸和田高等学校の皆さん、本当にお疲れ様でした。


7月26日(金)岸和田高等学校さん、「ア・ミーコ」の上演お疲れ様でした。

美原高等学校 西内美結です。

前説が終わり、ベッドに寝転ぶキャストに疑問を抱きつつも、周りでは"あめんぼの歌"の発声から始まり、思わず体がリズムに乗ってしまうほど聞きやすかったです。1人の「本番いきまーす」の掛け声で会場は再び静まり返り、その中での「…うーん」とうなされたような声を出し考え事をする部長の表現力がとても豊かで、お客さんが思わず吹き出してしまい会場が笑いに包まれたのが印象的でした。物語が進んでいく中で、ずっとベッドに寝転ぶキャストが万博公演で使われる人間酷似型の分身アンドロイドだと言うことが明らかになり、その肝心なアンドロイドが故障してしまい台本を完成できないという絶望的な状況に置かれている演劇部員達のさまざまな思いや、演劇に対しての姿勢にすれ違いが生じ、公演どころではなくなってしまった場面でのキャスト達の演技力がそれぞれの視点に納得できるところが多く、感情移入ができました。

しかし、暗い雰囲気に包まれただけの脚本ではなく入部希望の一年生が耳をすまさないと聞こえない程声が小さいという設定で、他の演者に比べてとても小さな声で話しているのにお客さんまで何を言っているか分かってしまうあの絶妙な声の出し方に感動しました。見事に、会場も笑いに包まれていたのが印象的です。最終的に部長と部員のすれ違いに双方の思いをぶつけるシーンでは、部員の「演劇部、たのしいなーってよく思う。 でも、演劇部しんどいなーってよく思う。」という台詞では、1年と少し演劇をしてきた私の過去や現在のふとどこかでも思ってしまう気持ちと重ねてしまい思わず泣いてしまいました。「楽しいけど、しんどい」「続けたいけど、やめたい」という一度はどこかで感じてしまった事のある曖昧な気持ちがとても共感しました。このシーンでは会場のお客さんの鼻をすする音が聞こえてきたのをよく覚えています。

とても感動しました、上演本当にお疲れ様でした。

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