「スターと」四天王寺高校(長尾高校)
四天王寺高校「スターと」の観劇ブログを書かせていただきます、長尾高校一年生です。四天王寺高校さん、公演お疲れ様でした。
この劇は、高校演劇の大会に勝ち進めるように一生懸命頑張って作った劇が惜しくも負けてしまう。そんな中、小泉さんが部活をやめることを知った部員達がいろんな考えを持ち、思いをぶつけ合う内容になっています。観劇している中で、私も共感できる部分が多くあって、笑いあり涙ありの面白い作品になっています。
私がこの劇を通して思ったことは、大会に負けても誰かに否定されても挫けずに前に進んで頑張るという気持ちがとても伝わってきたことでした。努力して、頑張ってもいい結果にならなかったりするけど、それでも頑張って努力すれば、努力を認めてくれる人が側にいるという事を教えてもらえる作品でした。
タイトルでは「スターと」とあり、劇中に「輝いてる」や「光って」などの言葉があった事から、星という意味も含んでいると思い、これからも輝いていけるように頑張る事を「スタート」するから「スターと」というタイトルなのではないかと考えました。
この劇は、共感できる所がとても多くて、部員達の掛け合いが多くて上下関係を感じさせない所や、基礎練が大変な所などがあり、内容に入りやすかったです。演劇部にはキャラが濃い人たちが多いのでその所も共感できる所でした。ダンスでは誰でも分かる曲だったのでとても楽しめました。
小泉さんの「自分は空っぽで逃げてる」という考えを、犬養さんが否定する場面では、私も小泉さんにそれは違うよと言いたくなるくらい引き込まれました。
菅さんの「頑張ったって結果が出なければ意味がない」というセリフは演劇をしている人だけじゃなく、何かに努力して頑張っている人全てに当てはまるので、共感できる人は沢山いたのではないかと思いました。そして、それでも前に進まなければいけないと、桂さんが言っていて、その言葉に私も勇気づけてもらいました。
劇中でラジオを使っていて、ラジオを押すたびに音が変わったり鳴ったりしたので、本当にラジオから音が出ているようになっていて違和感が無くて、とてもすごかったです。
白雪姫の即興劇をしている時、鏡に誰が美しいかを聞く時に紫のマントと緑の照明がいかにも、悪役の雰囲気を作り出してて、すごく綺麗で分かりやすかったです。
観劇していて、時間が経つのがとても早かったです。素敵な作品をありがとうございました。
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