「さよならだらけだけど、」美原高校(桜塚高校)
この度、美原高校「さよならだらけだけど、」の観劇ブログを書かせていただきます。桜塚高校2年の山田です。 美原高校演劇部の皆さん、お疲れ様でした! 今年閉校してしまう、全校生徒75名の美原高校。もう数少ない部活のなか、まだ演劇を続けようとする部員たち。そんな、実際にこの1年で起こるであろう話をフィクションも交えてストーリーが動いていきます。 この作品を一言で表すとしたら " 笑いあり " 、" 涙あり " だと思います。典型的だと感じるかもしれませんが、ホントにこの言葉がしっくり来ました。1箇所だけではなく色んな場面で観客が泣けるシーンを作っており、後半は特に感動しました。 呼吸をするのを忘れてしまうほど真剣に見てしまった私のお気に入りのシーンは、モニターが「鈴木」で、鈴木自身の心の中にある葛藤と、その気持ちに縛られる人生から逃げるために頭を抱える場面です。一瞬の場面ではありましたが、迫力や怖さがあり、本当に心に刺さりました。 笑えるシーンの一部で、部室でOGを含めてクイズしている場面や最後の演劇部で答えるクイズのところは全員が心の底から楽しんでいるなと分かる笑顔で、見ている側も自然と笑顔になることができました。 小道具が多く、モニターを使うなど、他校さんには無い美原高校さんだけのオリジナリティを感じましたし、モニターが使われていることで、暗転のときも良い目立ち方をしていたなと感じます。 音響の音の入りや照明の場面転換のタイミングなど、見ていて全てが完璧だなと思いました。 美原高校の皆さん、今回の公演 本当にお疲れ様でした!
この度、美原高等学校さんのHPF公演「さよならだらけだけど、」の観劇ブログを書かせていただきます、桜塚高等学校1年の伊原です。 まず初めに、皆さん公演お疲れ様でした! とても違和感のない自然な演技で、思わずストーリーにのめり込んでしまいました…! 感情を顕にするシーンや、勇気を振り絞って意見をするシーン等とても伝わりやすく、鍛え上げられた演技力が発揮されていたと思います。 日常の一部を切り取った様な場面から、大きくストーリーが動く場面への流れ・テンポもとても良かったです! 特に別れや閉校、幸せや人間関係に対する等身大の想いが見ている側に伝わってきていて、心を動かされました。 ''幸せ''、''人間関係''といったものは人によって答えが変わったり、そもそも答えという答えが無かったりと、とても難しいものです。 それらを題材として扱い、それについて的確に、そしてそれぞれの表現の仕方で演じ表すことができていたなと感じました。 そして、舞台を広く効果的に使えているのと、 様々な小道具があり、それぞれに拘りが感じられました。 音響や照明も選曲や色使い、タイミング等丁度良く、丁寧だったなと感じました! 改めて皆さん、公演お疲れ様でした!!
桜塚高校 山田柚月(2年) 伊原颯汰(1年)
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