「Star Of the Show」 四天王寺 (関西大学第一)
四天王寺高校さんの『Star Of The Show』の観劇ブログを担当させていただきます関西大学第一高等学校の髙田心太郎です。 まずは四天王寺高校さん、お疲れ様でした。 「笑いあり、涙あり」というとありきたりな表現になってしまうかもしれませんが、本当にたくさん笑い、何度もジーンと胸が熱くなりました。”SOS”や”好き”というキーワードと共に、登場人物それぞれの演劇に対する情熱や葛藤が、まっすぐな言葉で描かれているのがとても印象的でした。この作品の登場人物の多くがそれぞれの立場で、さまざまな悩みや問題を抱えています。自分にも重なる部分も多く、「この人物の気持ち、とてもわかる」「自分ならこういう時どうするだろう」とまるで自分も物語の中にいるような感覚になりました。同時に、一緒に観劇していた部員たちはどの人物、どの言葉に共感しているのだろうということも考えながら観劇をしていました。この作品は演劇、ひいては部活で生まれるリアルな多くの感情を拾い上げていました。そして、さりげない言葉や、ほんの少しの勇気で、登場人物たちが救われていく展開に、作者の演劇や、一緒に演劇をしている仲間たちへの愛や優しさをものすごく感じることができました。ラストシーンはまさに「Star Of The Show」。それまでに積み重ねられてきた登場人物たちの物語が一瞬で思い出され、感動しました。劇中劇や歌、客席に飛び出して観客を巻き込むなど、さまざまなコミカルな演出なども次々に盛り込まれ、観客を飽きさせない工夫がいろんな場面に凝らされていて、演者もお客さんも、この劇に関わる全ての人に楽しんでほしい、という思いも感じました。個人的には「走れメロス」のくだりが大好きでした。80分という時間があっという間で、見終わった後に心が暖かくなる、本当に素晴らしい作品でした。四天王寺高校の皆さん、素敵な時間をありがとうございました!
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