投稿

7月, 2026の投稿を表示しています

「Star Of the Show」 四天王寺 (関西大学第一)

四天王寺高校さんの『Star Of The Show』の観劇ブログを担当させていただきます関西大学第一高等学校の髙田心太郎です。 まずは四天王寺高校さん、お疲れ様でした。 「笑いあり、涙あり」というとありきたりな表現になってしまうかもしれませんが、本当にたくさん笑い、何度もジーンと胸が熱くなりました。”SOS”や”好き”というキーワードと共に、登場人物それぞれの演劇に対する情熱や葛藤が、まっすぐな言葉で描かれているのがとても印象的でした。この作品の登場人物の多くがそれぞれの立場で、さまざまな悩みや問題を抱えています。自分にも重なる部分も多く、「この人物の気持ち、とてもわかる」「自分ならこういう時どうするだろう」とまるで自分も物語の中にいるような感覚になりました。同時に、一緒に観劇していた部員たちはどの人物、どの言葉に共感しているのだろうということも考えながら観劇をしていました。この作品は演劇、ひいては部活で生まれるリアルな多くの感情を拾い上げていました。そして、さりげない言葉や、ほんの少しの勇気で、登場人物たちが救われていく展開に、作者の演劇や、一緒に演劇をしている仲間たちへの愛や優しさをものすごく感じることができました。ラストシーンはまさに「Star Of The Show」。それまでに積み重ねられてきた登場人物たちの物語が一瞬で思い出され、感動しました。劇中劇や歌、客席に飛び出して観客を巻き込むなど、さまざまなコミカルな演出なども次々に盛り込まれ、観客を飽きさせない工夫がいろんな場面に凝らされていて、演者もお客さんも、この劇に関わる全ての人に楽しんでほしい、という思いも感じました。個人的には「走れメロス」のくだりが大好きでした。80分という時間があっという間で、見終わった後に心が暖かくなる、本当に素晴らしい作品でした。四天王寺高校の皆さん、素敵な時間をありがとうございました!

「Mirror」関西創価・北かわち皐が丘(長尾)

関西創価高校・皐が丘高校「 Mirror 」のゲネプロ観劇と本番を見させていただいた、長尾高校 1 年盛と申します。   まず初めに、関西創価高校・皐が丘高校演劇部の皆様、お疲れさまでした。そして素晴らしい劇を見せていただき、ありがとうございました。   見て思ったことは、初めのダンスシーンは皆、とてもキレッキレでとても美しく、きれいでした。そして、坂野寧音の裏と表を大きな装置を使って対比させ、そこに音響や照明を加えることで、とてもきれいになっていて、見ていてすごいなと思いました。佐々見波代と浦谷壇子、鶯世沙道が話しているシーンで、買い出しの時に袋が破けてすべて落としていたはなしから、飲み物を買いに行って、まさかのコーラを落として帰ってくるというつい「またやったんかいな」と心の中で突っ込んでしまいました、、話の流れ的に、とても面白く良かったです。そして、裏と表がきれいにシンクロしているときがあり、本当に同じ人物が表と裏をやっているようにおもえてしまいました。それだけ、きれいにそろっておりとてもよかったです。時間がたつにつれ、どんどんそれぞれが思う悩みが明らかになっていって、それをどんどん変わろうと頑張っていこうとする気持ちがとても伝わりました。そして「みんな大っ嫌い」といった後に、「一番嫌いなのは自分自身」というシーンにはとてもて心に響きました。「自分を変えるには自分が変わらないといけない。自分を大事にすること、好きになることが大切なんだ」と深く考えさせられました。佐々見波代の回想シーンではだんだん今に近づいていくときに、どんどん成長していくのがわかりやすいように表現されていてとてもよかったです。 最後になっていくにつれ、坂野寧音の裏と表の気持ちがヒートアップしていき、自分で自分をより苦しみに追い詰められているというかなんというか。 特に、割れる音がして、裏と表が抱き合って泣くシーンはとっても鳥肌が立ちました。そして、最後には坂野寧音の裏が出てくるという全然予想していなかったので「えっ」と思いましたが、最終的には裏の姿を出せるようになったという気持ちがよいオチでとてもよかったです。この作品を作ったのが高校生というのが一番驚きました。プロの作家さんが作った脚本みたいで、あっという間の 1 時間でした。   ...